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2011年8月11日 (木)

清泉石上流

(せいせん せきじょうを ながれる)

冷たく透き徹る清らかな泉の水が、
小川の石の上をきらきらと日の光受けて流れてゆく。

--山居秋瞑--  王維 

空山新雨後   空山 新雨の後
天気晩来秋   天気 晩来秋なり
明月松間照   名月 松間に照り
清泉石上流   清泉 石上に流る
竹喧帰浣女   竹喧(かまびす)しく 浣女帰り
蓮動下漁舟   蓮動いて 漁舟(ぎょしゅう)下る
随意春芳歇   随意なり 春芳やむところ
王孫自可留   王孫 自ら留まるべし

静寂な山に雨が降ったあと、
夕暮れは秋の気配が漂い、、
明月は松の木の間を照らし、
石の上を清らかな泉の水が流れる。
竹林のかしましいのは洗濯を終え帰っていく娘たち。
蓮の葉が動くのは、川下る釣り舟。
存分に茂った春草が、もう枯れても
春を褒めた王孫も、きっとここに留まるだろう。

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