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2011年7月19日 (火)

一口吸尽西江水

(いっくにきゅうじんす さいこうのみず)  『馬祖語録』、『龐居士語録』他

大河の水を一口で飲み尽くす。
生半可な状態に停まらず、余すところなく一切を吸収し、
天地万物と一体となり無になれ。

一口吸尽西江水  一口に吸尽す西江の水
洛陽牡丹新吐蘂    洛陽の牡丹 新たに蘂(ずい)を吐く   『龐居士語録』

一切を飲み尽くし、絶やされた世界から、忽然と大輪の牡丹の花が咲く。
無から有が生まれ出てくる。
従来の悪地悪悟を蕩盡し、眞箇脱落の境界を、牡丹に喩へている。

利休は古渓和尚に参じて、この「一口吸盡西江水」の語によって悟りを開いたといわれている

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