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2011年6月27日 (月)

香巌撃竹

(きょうげんぎゃくちく)

小石が竹に当たる音の響き

香厳智閑(きょうげんちかん)禅師が、道を掃除していた時、
偶然飛んだ小石が竹を撃ち、その竹の澄んだ音が悟りの機縁となった。
人や経典から教えられるのでなく、自分の経験で悟りを得なければならないという、禅の綱領を示した故事の一つ。

秀才の誉れ高い香厳は、ある時、師匠から
「君は聡明で物知りだ。君が生まれてから習い覚えたお経の注釈などでなく、
  君の父母も生まれていない前のことを一句言ってみよ」
との問いを受けるが、香厳は、答えることができなかった。
落胆して全ての書物を焼き捨て、武當山にこもって一人修行する。
年月を経たある日、一所懸命に道を掃除していた時、偶然飛んだ小石が竹を撃ち、その音を聴いて香厳は悟を開いたのであった。

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