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2011年4月30日 (土)

今日残花昨日開

(こんにちの ざんか さくじつ ひらく)

花の盛りを過ぎ、遅れて咲いた花に、去りゆく春を名残惜しむ。

一刻一刻と時が過ぎ、ほんの一枝にも静かに季節は訪れ、去って行く。

花も人も止まることなく巡る時の中にいる。

一月主人笑幾回 (いちげつ しゅじん わらうこと いくかいぞ)
相逢相値且銜杯 (あいあい あいあうて しばらく さかずきをふくむ)
眼看春色如流水 (めにみる しゅんしょく りゅうすいの ごとし)

今日残花昨日開 (こんにちの ざんか さくじつ ひらく)     「宴城東荘」 崔恵童

一月の間にこの主人が笑うことは何回あるだろうか。
相逢えた機に、まあ、ともかく一杯飲もう。
目の前の春の景色も流れる水のように過ぎ去っていく。
今日散ろうしている花も、つい昨日開いたばかりのものなのに。

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